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琉球舞踊をしてみたいとおもったきっかけは?

 

沖縄が地元で、琉球舞踊は高校時代から見るのも好きでとても興味があったのですが、高校大学とずっとバイト漬けでやる機会がなくて。結婚して、ある程度時間に余裕が出来て何か始めたいなという思いが出てきたタイミングに奈津子先生がお弟子さんを募集するということをFacebookで知り、まず見学をしてから思い切って入門することにしました。

 

最初に興味を持たれていたとき、どこにその興味があったのでしょうか?

 

琉球舞踊を見ていて、一つ一つの踊りにストーリーがあるところに惹かれました。

テンポ、キー、後ろ姿をみていて綺麗だなと感動したこと、そしてその一つ一つにストーリーが秘められている、そこに面白さを感じたことがきっかけです。

 

レッスンを受けて最初、いかがでしたか?

 

最初にまずは足の歩みから受けはじめたのですが、やってみると見るだけと違ってやるのは全然違っていて「難しい!」と思いながら、同時に「これって面白い!」と思えました。

 

先生は優しいですか?

 

とにかく熱心でわかりやすく丁寧に教えていただいています。時に厳しさもあります(笑)

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これからの課題はありますか?

 

自分の理想からするとまだまだ改善したい課題が山ほどあります。課題はひとつひとつ、目線、手先、歩みと、もっと改善していきたい点はたくさんあります。気づきを生かしながら、赤嶺師匠とともに稽古しながら、実現出来るように努めていきたいです。

 

去年新人賞(「沖縄タイムス伝統芸能選考会」新人賞)を受賞されましたね!

 

合格発表で名前を見つけた時は嬉しかったです。入門して2年目にして母に報告できた時、嬉しかったですね。

 

新人賞を受賞されてから変わったことはありますか?

 

「表現する」ことの面白さを肌で感じられるようになってきました。自分として表現することの難しさを痛感しているなかで違うジャンルについても参考にしたり、アンテナを張って観るようにしています。足元、目線を他の舞踊などでも気にして観察するようになりました。母が他の団体で舞踊を学んでいたこともあってそちらに行こうかなと思ったりもしたのですが、少人数でのクラスで赤嶺先生に丁寧に稽古をつけていただける今のクラスだからこそ、早い流れで舞踊を身につけられているのかもしれません。さらに稽古に励みたいですね。

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次の目標はありますか?

 

「優秀賞」です。稽古を重ねて、次の目標として実現を目指してみたいと思っています。

 

最後に今から「赤嶺姉妹」に入門されることを検討されている方に一言どうぞ。

 

最初に見てみるだけで大丈夫です。見学されるだけで、琉球舞踊の面白さを感じていただきながら、やってみたいと思っていただける機会にしていただければ。気軽に体験できますし、入会しなくても見学だけでも楽しいですよ。共に学ぶ仲間が増えるのを私も楽しみにしています。

インタビューアーから

とってもシャイで静かな佇まいな松川さん、たった2年での新人賞を受賞をされるほどの技巧と才能は、その場の稽古で舞踊を舞い始められてからの凛とした、優美でいて大胆な所作から大いに感じることができました。最初は初心者だったという彼女が、赤嶺師匠から手ほどきを受けながら真剣に「優秀賞」に向けて熱く稽古に臨む姿は素敵でした。きっとその夢を具現化できる日が来ることでしょう。

(インタビュー・写真:高本昌宏 RIGHT HERE RIGHT NOW / 場所:青山学院大学)

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